エンジニアがフリーランスに転身するメリットの1つは、自分の実力次第で、高収入が望めるという点です。企業の中で働いている場合は、実力があっても、正当な評価を得られなかったり、実力を発揮する場が限られているということもあります。フリーランスになれば、自分の実力を十分発揮して、仕事ができるようになり、顧客に実力を認められれば、それだけの報酬を得ることができるようになります。

またフリーランスの場合、自分の実力や時間的な制約に応じて案件を選べるというメリットもあります。その結果、ライフワークバランスを取りやすくなり、気持ちのゆとりをもって働くことができます。家族の介護や育児などで時間が取れられる場合でも、仕事との両立がしやすくなるでしょう。通勤時間がないので、時間をより有効活用できるという良さもあります。毎日、満員電車に乗って通うという精神的なストレスからも解放されます。

会社での人間関係に悩まされることもなくなります。全く人と関わらなくなるわけではありませんが、毎日、気の合わない上司と顔を合わせなければならないということもなくなり、仕事にも集中しやすくなります。会社で働いている場合は、就業規則に従わなければなりませんが、フリーランスになれば、そうした制限からも解放されます。自分自身の判断で、いろいろなことが決められるので、ストレスも少なくなります。

居心地の良い環境で作業ができるという良さもあります。デスクもパソコンも自分の合ったものを選べるほか、落ち着いて仕事ができるように、部屋の雰囲気も自分で整えることができるのも魅力だと言えるでしょう。